誠伸運輸株式会社 - 東京都、江戸川区の街を清潔に保つ伝統と信頼の廃棄物収集運搬業者

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東京都の清掃事業のページです。


江戸時代のゴミ処理
東京都の清掃事業

● 江戸時代〜第二次大戦前まで:

東京都の清掃事業で記録に残るのは、東京に市民社会が形成された江戸時代の初期、慶安2年、1649年に遡ります。この時代、町触れという幕府や大名が町中へ法令を発布する方法により、行政の指導によるごみ掃除が記録に残されています。この後、元禄時代に至る明暦元年(1655年)に見られるように、当時のごみ処理というと指定されたごみの投棄所、永代島にごみをそのまま廃棄することでした。さらに元禄時代の元禄9年(1696年)にはごみ処理の指定業者が幕府により選定されています。

明治時代に移り、主にこの時代は警察庁、内務省といった省庁により、市民への掃除令、市街掃除規則などが制定されるに及び、塵芥の所有権といった問題も扱われるようになりました。さらに明治末期から大正時代にかけては、汚物掃除法の制定や伝染病予防法といった市民生活の衛生に関わる法整備等が徐々に整備されていきます。そして、昭和の時代に入ることにより、深川に初めて大規模なごみの焼却場が設置されるに及びました。

戦前、戦後の大八車

● 戦後〜経済成長期まで:

戦後の復興期に入ると日本は「高度消費社会」とも呼ばれるようになり、環境問題も社会の注目を浴びる時代に入ります。廃棄物処理の歴史において、高まる社会的なニーズを背景に、昭和33年には「ごみ収集作業機械化5か年計画」が国により制定されます。この時代は、公害問題の顕在化とともに昭和35年〜44年の10年間に2倍を超える廃棄物の飛躍的な増大が見られ、環境問題は社会全体の焦眉の問題となってきました。これにより、昭和45年「公害国会」といわれた国会の動きの中で、一連の公害関係の法律とともに「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(通称:廃棄物処理法)が制定されました。

さらに、昭和50年代に入り、昭和57年には、ごみの減量化・資源化などを目的として「10か年事業計画」が国により制定され、東京都により昭和58年には「東京都総合実施計画」が策定されました。この時代に入り、環境問題は、単なる廃棄の時代ではなく、循環型社会という言葉が流布し、リサイクルの時代に入ったと言えます。

昭和30年代のバックオール車

● リサイクル時代の到来:

さらに平成の時代に移り、平成3年には、通称リサイクル法と呼ばれる、「再生資源の利用の促進に関する法律」が制定されます。この法律では、特定の業種における再生資源の利用率向上の義務付け、分別マークの表示などが義務化されました。さらには、平成4年、廃棄物処理法が大きく改正されます。これは、時代の要請として、ごみ減量やリサイクルの促進、有害廃棄物や感染性廃棄物に対する規定などが盛り込まれ、リサイクル社会を強く意識した大幅な改正でした。これをもって現代は本格的なリサイクル時代を迎えたと言ってよいでしょう。

さらに平成10年には、いわゆる家電リサイクル法、「特定家庭用機器再商品化法」が制定され、大型テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンといった我々の日常生活に密接に関わる商品のリサイクル化が明文化されます。そして、平成12年には、「循環型社会形成推進基本法」、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(通称:食品リサイクル法)「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(通称:建設リサイクル法)、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(通称:グリーン購入法)といった法律が次々と制定されるに至りました。

エコロジー・イメージ

● エコロジーの21世紀に向けて:

そして現代。21世紀において環境問題、エコロジーは、政府が次世代の成長産業と位置づけるなど、日本の国の根本を支える産業分野として、今改めて熱い視線を浴びる分野となっています。また、国民の意識もこれまでの時代とは異なり、エコというキーワードが今確実に日常語として我々の生活になじみつつあります。これまでややもすれば噴出する社会問題への対症療法的な対策としての視点で捉えられる感もあった環境問題への意識は、今は我々の次世代を切り開く、希望に満ちた新たな社会的なキーワードとなりつつあるのです。

誠伸運輸では、このような世の中の新しい潮流を受けて、廃棄物処理、環境問題、エコロジーといった我々が永年取り組んている事業分野が今後の明るい日本を開くキーファクターの一要素であることを確信して止みません。そして、創業以来培ったごみ処理運搬事業、廃棄物処理に関する信頼とノウハウを広く社会に提供することにより、一層の社会貢献に取り組み、「都市と自然の共生」をテーマに古くて新しいテーマである新時代のエコロジーを実現するために新たなチャレンジに取り組んで参りたいと考えております。

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